オミナエシ (女郎花) |
学名 : Patrinia scabiosifolia 科属 : オミナエシ科オミナエシ属 別名 : 粟花(あわばな) |
沖縄を除く日本全土に分布する多年草。万葉の時代から親しまれている植物で、秋の七草の一つ。茎は高さ1m前後、上部で枝分かれし、黄色い花を散房状につける。一つの花は直径約4mmで、花冠は5裂し、雄しべは4個。葉は対生し、羽状に深裂する。花期は8〜10月。
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秋の七草の一つ 女郎花 秋の七草は、万葉集で山上憶良が詠んだ2首の歌に由来すると言われます。 ・秋の野に 咲きたる花を 指折りて かき数ふれば 七種(ななくさ)の花。 万葉集巻8第1537番 ・萩の花 尾花(ススキ) 葛花 瞿麦の花(ナデシコ) 女郎花 また 藤袴 朝貌の花(キキョウ)。 万葉集巻8第1538番 2007.8.9 東京都千代田区 東御苑 | |
茎茎の上部で枝分かれし、黄色い花を散房状につけます(花柄の長さは下のものほど長くて、花の位置が上方で平らに見える)。 2007.8.9 東京都千代田区 東御苑 | |
小花(一つの花)は直径約4mmで花冠は5裂しています。雄しべ4個、雌しべ1個。 2003.8.12 東京都葛飾区 水元公園 | |
葉は対生し羽状に深裂します。 2003.8.12 東京都葛飾区 水元公園 | |
オミナエシの果実。 2011.10.26 東京都千代田区 東御苑 |
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