オケラ (朮) |
学名 : Atractylodes ovata 科属 : キク科オケラ属 別名 : ウケラ(古名)、カイブシ |
日本の本州・四国・九州および朝鮮半島に分布。雌雄異株で草丈30〜70cmになる多年草。葉は互生し、茎の下部の葉は羽状に裂けて奇数羽状複葉になる。葉身はやや堅く、縁には刺状の鋸歯がある。頭花は直径約2cmで筒状花のみからなる。花期は9〜10月。
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オケラは雌雄異株。雄株は雄花のみ、雌株は両性花(一つの花に雄しべと雌しべをもちます)。 2005.10.7 東京都文京区 小石川植物園 | |
根茎に含まれる薬効成分に健胃、整腸、利尿などの効用があるといわれます。 2005.10.7 東京都文京区 小石川植物園の薬園保存園 | |
花は魚の骨のような苞葉に包まれています。葉縁には刺状の鋸歯があります。(下の写真も参照下さい) 2003.10.16 東京都文京区 小石川植物園 | |
2008.10.16 東京都文京区 小石川植物園 | |
オケラの果実。 2013.11.8 東京都文京区 小石川植物園 |
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