イタドリ (虎杖、痛取)
学名 : Reynoutria japonica
科属 : タデ科イタドリ属
別名 : スカンポ(酸模)

日本各地の土手や荒れ地などいたるところに生育する。草丈0.5〜2m、雌雄異株の多年草。葉は互生し、長さ6〜15cmの卵形〜広卵形で先は急にとがる。雄花には8本の雄しべがある。雌花では花後に子房が花被片とともに生長し、花被片の外側に翼を生じて3稜形となる。花期は7〜10月。


写真は雄花(雄株)。花弁のように見えるのは萼で5裂します。雄しべは8本ありますが、雌しべは退化してごく小さいものがあるようです。


2003.9.27
千葉県松戸市 運動公園


雌花は外側の花被片3枚が花期後に大形となり背部に翼が出て果実を包む。果実は三稜形で黒または黒褐色で光沢があります。


2004.11.2
東京都墨田区 向島百花園


満開のイタドリ。ここのものは、かなり大きいです。


2005.10.7
東京都文京区
小石川植物園・薬園保存園


冬のイタドリ。枯れた茎が残っていました。


2013.2.10
東京都文京区
小石川植物園・薬園保存園

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