イブキジャコウソウ (伊吹麝香草)
学名 : Thymus quinquecostatus
科属 : シソ科イブキジャコウソウ属
別名 : ヒャクリコウ(百里香)

日本では北海道〜九州の日当りのよい山の岩場、まれに海岸などにも生える匍匐性の草状低木。葉は対生し卵形または狭卵形で長さ5〜10mm、両面に腺点がある。花冠は淡紅色で長さ5〜8mm。雄しべは4本のうち2本が長く花冠から突き出る。花期は5〜7月。
イブキジャコウソウ

イブキジャコウソウは、日本に自生する唯一のタイム(Thymus:イブキジャコウソウ属)です。園芸ではグランドカバー。また、薬用としても利用されるようです。


2012.5.16
東京都板橋区 赤塚植物園
イブキジャコウソウの花

花冠は淡紅色で長さ5〜8mm。上唇は直立し、下唇は3裂して平開します。雄しべは4本のうち2本が長く、花冠から突き出します。


2012.5.16
東京都板橋区 赤塚植物園


  


2010.5.21
東京都文京区 小石川植物園


茎はややつる性で、地面を這い、節から根を出して広がります。


2012.5.16
東京都板橋区 赤塚植物園
イブキジャコウソウの葉

葉は対生し、卵形または狭卵形で長さ5〜10mm。両面に腺点があり、触れると(麝香のような?)香気を出すそうです。


2012.5.16
東京都板橋区 赤塚植物園

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