エゾシオガマ (蝦夷塩釜) |
学名 : Pedicularis yezoensis 科属 : ハマウツボ科シオガマギク属 別名 : |
北海道と本州中部地方以北の高山の草地に生える多年草。茎は根もとから数本に枝分かれし、20〜50cmになる。葉は互生し、三角状長卵形で先はとがる。ふちには重鋸歯がある。枝先の葉のわきに花が総状花序につく。花冠は黄白色で唇形。上唇は細長く尾状にとがる。下唇は先端が短く3裂し、中央の裂片はごく小さい。萼は卵形で先がとがり、腹部に裂け目がある。花期は8〜9月。 (出典:山と渓谷社・日本の野草)
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花序は卍型に似ています。 2010.8.5 中央アルプス・千畳敷カール(長野県) | |
葉のふちは重鋸歯になっています。 2010.8.5 中央アルプス・千畳敷カール(長野県) | |
2010.8.5 中央アルプス・千畳敷カール(長野県) | |
千畳敷カール(標高2,612m)の草地に隠れるように咲いていました。 2010.8.5 中央アルプス・千畳敷カール(長野県) |
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