エビネ (海老根)
学名 : Calanthe discolor Lindl.
科属 : ラン科エビネ属
別名 :   

日本全土に分布する常緑多年草。地下の偽球茎が太く連なり、その形をエビに見立てたのが名前の由来。葉は披針状長楕円形で2〜3枚つける。葉の間から30〜40cmの花茎をだし、多数の花をつける。花は径約2〜3cmで平開する。唇弁は白色で3裂する。花期は4〜5月。


エビネの花の色は変異が大きいようです。


2007.5.2
東御苑


唇弁(白色)は3つに深く裂け、中央の裂片には縦に3本の隆起線があります。萼片は狭卵形(上と左右斜め下)、側花弁は倒卵状披針形(左右の幅の狭いもの)で同じような色をしています。


2008.4.30
東御苑


上写真の唇弁部拡大。


2008.4.30
東御苑


花茎の上部に柄のある花を多数つけます(総状花序)。


2007.5.2
東御苑

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