アリドオシ (蟻通し) |
学名 : Damnacanthus indicus 科属 : アカネ科アリドオシ属 別名 : イチリョウ(一両) |
国内では本州から沖縄に分布する常緑小低木。葉腋に白い小さな花を1、2個つける。花冠は長さ約1cmの筒状で、先端は4裂する。葉は対生し、長さ1〜2.5cm楕円形で光沢がある。葉腋に長さ1〜2cmの刺がある。果実は直径5〜6mmの球形で冬に赤く熟す。花期は4〜5月。
|
センリョウ、マンリョウとともに植え「千両、万両、有り通し」と縁起をかつぐようです。名前の由来は、@葉腋につける細長い刺が「蟻でさえ刺し通す」ほど鋭いことから。A刺の密集した木でも小さい蟻ならば通れる。の2説があります。 2014.4.24 京都市左京区 京都府立植物園 | |
果実は冬に赤く熟し、翌春まで残ります。直径は5〜6mmの球形で、先端の突起は萼片です。 2013.1.11 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
アリドオシの葉と刺。 2013.1.11 東京都板橋区 赤塚植物園 |
▲このページの先頭へ |