仁和寺の桜
 
京都市右京区御室  2009.4.17(晴れ)

 
仁和寺は仁和4年(888年)に落成した皇室とゆかりのある寺院として知られています。また、遅咲きの
御室桜(里桜)の名所として人気があります。残念ながら3日ほど前の強い風雨により御室桜の満開期
は逸してしまいました。しかし、八重系の桜は快晴のもとで輝いておりました。



 
金堂を背景にした淡紅色の八重桜です。
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←同左。午前中、宿泊先(奈良市)から今
旅行の主用件を済ませ京都へ。早朝は雨さ
え降っていたのですがご覧のような青天に。

 
【金堂】本尊は阿弥陀三尊を祀り仁和寺で
は本堂と呼ばず金堂といいます。現存する
最古の紫宸殿の遺構だそうです。国宝。

 
少し濃いめのボタンザクラとでもいうの
でしょか。背景は観音堂です。

 
←同左のアップです。
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【観音堂】江戸初期(1646年)の建造。
本尊は千手千眼観自在菩薩。重文。

 
【鐘楼】江戸時代の建造。鐘楼でよく見か
ける形ですが袴腰式というそうです。重文。

 
朱色の鐘楼を背景に撮ってみました。
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白色の八重桜を、
澄んだ空を背景に撮ってみました。

 
淡緑色の変わった桜、御衣黄(ギョイコウ)
です。花弁の中心部は徐々に赤くなります。

 
御衣黄は江戸時代に、この仁和寺で栽培
されたのが始まりといわれています。

 
【中門】毘沙門天と持国天の2天が
入り口を守護しています。重文。

 
仁和寺前の通り「きぬかけの道」です。
龍安寺、金閣寺へ通じます。

 
【二王門】江戸時代初期の建造。重文。
←左写真の右端も二王門です。

 
五重塔を背景に撮りました。
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【五重塔】寛永21年(1644年)の建立。
高さ32.7m。重文。

 
【九所明神】仁和寺の伽藍の守護神を
祀っている社殿だそうです。重文。

 
【経蔵】江戸初期の建造。中には一切経
が収められているそうです。重文。