2007年5月 皇居・大手門近くの濠で白鳥の雛が生まれました
 観察履歴概要
2007.05.02 大手門のそばに営巣・抱卵中(写真一番下)
2007.05.23 雛1羽誕生(推定6日目)。他に卵4個を抱卵中
2007.05.29 雛、推定で12日目に。卵4個は抱卵中だが、ほぼ絶望
2007.06.13 雛1羽と両親で遠くまで遊泳。巣は卵もなく空き家状態
  

2007.5.23(生後推定6日目)
親鳥の下には卵も見えます。


この白鳥の種類はコブハクチョウ。公園や堀にいる白鳥は、この種が多いそうです。営巣の場所はなんと皇居東御苑(一般公開され特に外国人観光客が多い)の大手門の間近に作りました。詳しくは4番目の写真を参照下さい。
  

2007.5.23(生後推定6日目)

ぬいぐるみのようですが、もう泳ぐことだって出来ます。
  

2007.5.29(生後12日目)


動画 WMV 2,500kb
  

2007.5.29(生後12日目)

【シチュエーション】
永代通りを西へ進むとその突き当たりにあるのが大手門です。一般公開されている東御苑の入口でもあり、人通りの多いところを選ぶように営巣しました。これは、卵や雛をカラスなどの天敵から守るための強かな知恵と考えられます。

写真右奥は抱卵中の母親?。
手前は雛の面倒を見る父親(抱卵は交代するようなので実際は父母不明)。

  

2007.5.29(生後12日目)

アイコンタクト?
長い首から嘴にかけての愛おしいという表情がたまりませんね。

  

2007.6.13(生後27日目)
そろってお出かけ。羽根の色も白くなり若者らしく?なってきました。


動画 WMV 2,600kb
  

2007.5.2(営巣・抱卵中)
抱卵中の写真です。このあと半月ぐらい後に雛誕生。相方はパワーショベルのような首で巣を修復しています。

円内は2007.6.13
4個の孵らなかった卵は片づけられた?ようです。