ゲッカビジン (月下美人)
学名 : Epiphyllum oxypetalum
科属 : サボテン科クジャクサボテン属
別名 :   

メキシコ〜中米が原産の常緑多肉植物(サボテン科)。花は白色の大輪で、普通午後8時ごろに開き始め強い香りを放つ。花の寿命は一夜限りで翌朝には萎んでしまう。茎は扁平な葉状茎になっており、縁は波を打つ。サボテンのシンボルである刺(葉が退化したもの)は目立たない。日本での栽培による開花期は6〜11月。


噂に違わず綺麗な花でした。和名は月下美人。英語名は A Queen of the Night というそうです。この美人あるいはQueenが暗闇で誘い込む相手は、夜行性である小型のコウモリ。夜間でも目立つ白い花と強力な芳香で誘いよせ、花粉を媒介させるようです。

※ 撮影場所は京都府立植物園内にある「昼夜逆転室(ナイトフラワーガーデン)」。珍花ファンにはありがたい施設です。


2016.6.2
京都市左京区 京都府立植物園


斜めからの撮影です。黄色いものは雄しべの葯。その手前の白い線状の集まりは雌しべです。


2016.6.2
京都市左京区 京都府立植物園

      ▲このページの先頭へ