ドウダンツツジ (灯台躑躅、満天星)
学名 : Enkianthus perulatus
科属 : ツツジ科ドウダンツツジ属
別名 :   

静岡県以西の本州、四国、九州に分布する落葉低木。葉は長さ2〜4cmで枝の先に輪生状につく。葉身はひし形で基部はくさび状。枝先に長い柄をもつ白色の花を2〜4個、下向きにつける。花冠は壺形で長さ7〜8mm、先端は浅く5裂する。秋の紅葉が美しい。花期は4月ごろ。


秋の公園に彩を添えるドウダンツツジの紅葉。


2003.11.5
松戸市 21世紀の森と広場


紅葉と若い果実。下向きに咲いていた花が、実になると上を向きます。


2003.11.12
松戸市 21世紀の森と広場


花の先から覗いている緑色は雌しべの先端(柱頭)です。雄しべは見えませんが、奥の方に10個あります。


2006.4.14
東京都江東区 木場公園


ドウダンツツジを漢字では「灯台躑躅」または「満天星」と書きます。ここでいう灯台は、枝の分枝の様子が、昔の「結び灯台」に似ることに由来するそうです。また、後者は中国名に由来するともいいすが、花のつき方はまさに満天星です。


2011.4.20
東京都千代田区 東御苑


左:冬芽です。花芽と葉芽が一緒に入っているので混芽と呼ばれます。

2003.2.3
松戸市 21世紀の森と広場


右:その冬芽(混芽)が展開して、葉と蕾がほぼ同時に芽吹いてきました。

2003.4.10
松戸市 21世紀の森と広場

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