ブラシノキ (ブラシの木)
学名 : Callistemon speciosus
科属 : フトモモ科ブラシノキ属
別名 : カリステモン

オーストラリア原産の常緑小高木。葉は線形または被針形で革質。枝先に長さ5〜10cmの瓶洗浄ブラシのような赤い花序をつける。花弁5枚と萼は緑色で目立たない。一つの花に雄しべが50本ほどつき、花糸は赤色で長く葯は黄色。花期は5〜6月。


色は派手ですが、形は瓶を洗うブラシにそっくりです。フトモモ科の仲間は雄しべ(花糸)が赤色や黄色の目立つものが多いようです。


2003.6.5
新宿御苑


   


2003.6.5
新宿御苑


赤い花糸の先に金色の葯。一つの花に雄しべは50本ほどつくようです。雌しべは1本で雄しべより少し長くなります。基部の緑色が花弁と葯です。


2006.6.6
江東区 木場公園


ブラシノキの花が開き初めました。雌しべが先に伸びるようです。雄しべはまだ花弁の中でとぐろを巻いています。


2006.6.6
江東区 木場公園


  


2006.6.6
江東区 木場公園


ブラシノキの実。数年間は発芽能力を持ち続け、山火事に遭うと実が割れて種子が飛び散り、再生を果たすといわれます。


2006.2.8
江東区 木場公園

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