ユキモチソウ (雪餅草)
学名 : Arisaema sikokianum
科属 : サトイモ科テンナンショウ属
別名 :   

山地の林下に生える多年草で、主に三重県、奈良県、四国に分布する。葉は2個で鳥足状、3〜5枚の小葉がある。仏炎苞の下部は筒状に巻いて肉穂花序を囲み、上部の舷部は直立する。付属体は白色の棍棒状で先端部が丸くふくれる特徴がある。花期は4〜5月。


テンナンショウの仲間には肉穂花序と呼ばれるものがあって、その下部には花が、上部には付属体があります。写真では中央の白い棍棒状のものが付属体です。雪餅草の場合は先端部が丸くふくれているのが特徴で、名前の由来となっております。ちなみに花は仏炎苞の筒部に包まれているので見えません。


2014.4.24
京都市左京区 京都府立植物園


写真右が正面、左が背面です。


2013.4.23
東京都板橋区 赤塚植物園


葉は2個で鳥足状になっています、小葉は楕円形で3〜5枚あります。


2013.4.23
東京都板橋区 赤塚植物園

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