マイヅルソウ (舞鶴草)
学名 : Maianthemum dilatatum
科属 : ユリ科マイヅルソウ属
別名 :   

日本では、北海道から九州の亜高山帯の針葉樹林に多く生える多年草。茎は高さ10〜25cm。葉は卵心形で湾曲した平行脈があり、基部は心形となって先は尖る。茎先の総状花序に白い小花を10〜20個ほどつける。花被片は4個で先は反り返る。雄しべ4個。花期は5〜7月。


白くて清楚な感じの花です。


2012.7.11
至仏山(群馬県)


マイヅルソウの群生。花は小さいですが、特徴的な葉と相まって一度見たら忘れない植物かも知れません。


2012.7.11
至仏山(群馬県)


4枚ある花被片が大きく反り返るので、雄しべと雌しべが目立ちます。


2013.4.23
東京都板橋区 赤塚植物園


【舞鶴草の名前の由来】
葉の輪郭と湾曲した葉脈の形を、鶴が翼を広げて舞っている姿に見立てたものといわれます。


2012.4.13
東京都板橋区 赤塚植物園


 


2013.4.23
東京都板橋区 赤塚植物園

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