ヒメハギ (姫萩)
学名 : Polygala japonica Houtt
科属 : ヒメハギ科ヒメハギ属
別名 :   

日当たりのよい山野に生える常緑の多年草。葉は互生し、卵形または楕円形。紅紫色の大きい側萼片2枚と極小の萼片が3枚。同色の花弁は3枚で筒状を形成し、上側の2枚は先端が外側に反る。下側の花弁の先端にはブラシ状の附属体がある。花期は4〜7月。


花は1cmほどの大きさですがユニークな構造をしています。下側花弁の先端につくブラシ状の付属体はヒメハギのチャームポイントです?。また、左右に大きく広げた花弁のような2枚の萼片と対照的な極小の3枚の萼片。アンバランスでシンメトリーなヒメハギの花です。


2011.5.9
高尾山(東京都)


  


2011.5.9
高尾山(東京都)


ヒメハギは、ここで初めて出会ったお花です。日当たりのよい乾燥した奥高尾の尾根筋に生えていました。
ちなみにこの日は、高尾山口駅から陣馬高原下BSまでの19.4kmを歩きました。ヒメハギの他、ラショウモンカズラ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、チゴユリ、スミレ類など、春の野草が咲き競っていました。


2011.5.9
高尾山(東京都)


ヒメハギの葉は肉厚で短毛があり、縁は紫褐色です。


2011.5.9
高尾山(東京都)

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