ヒイラギナンテン (柊南天)
学名 : Mahonia japonica
科属 : メギ科ヒイラギナンテン属
別名 : トウナンテン(唐南天)

ヒマラヤ、中国南部、台湾に自生する常緑低木。日本には17世紀に渡来したとされる。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は硬く鋸歯の先端は刺となる。春、総状花序に黄色い小花を咲かせる。萼は花弁と同じような色で9枚。花弁6枚、雄しべ6本。花期は3〜4月。


花はこんな感じで咲かせます(総状花序)。1つの花の大きさは数ミリ程度です。


2003.3.23
水元公園


中央の緑色は雌しべです。雄しべは花弁にへばりついています。訪花昆虫が花の中に入ると雄しべが中央に移動する仕組みのようです。


2009.2.28
荒川区 尾久の原公園


強烈な葉の刺で、国宝級の宝物を守ります?。東京国立博物館の西側の通りは、ヒイラギナンテンがびっしり植えられています。


2009.3.5
上野 東京国立博物館


藍紫とでもいいましょうか、綺麗な色の実が生っていました。


2006.6.6
江東区 木場公園

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