ハクウンボク (白雲木)
学名 : Styrax obassia
科属 : エゴノキ科エゴノキ属
別名 : オオバヂシャ(大葉萵苣)

北海道〜九州、朝鮮、中国に分布し、高さ6〜15mになる落葉高木。葉は互生し、長さ10〜20cmの円形。春、枝先に長さ10〜20cmの総状花序をだし、多数の白い花を下向きに開く。花冠は5深裂する(合弁花)。雄しべ10個、雌しべ1個。花期は5月。


総状花序に多数の花をつけるハクウンボク。花一つ一つで見るとよく似ている同属のエゴノキとは、花序のつき方が大分違うようです。


2005.5.4
東御苑


  


2005.5.4
東御苑


名前の由来は花の咲く様子を白雲に見立てたということです。白雲にしては少し緑が多かったようで (^^ゞ


2005.5.4
東御苑


エゴノキとの顕著な違いは、大きくて円に近いような葉っぱです。別名のオオバヂシャ(大葉萵苣)は大きな葉のエゴノキの意味だそうです。


2008.5.15
東京都港区 自然教育園


  

左:熟した実から種子が覗く
2005.10.20 東御苑


右:若い見
2005.8.30 東御苑


冬芽です。


2008.1.17
東御苑

      ▲このページの先頭へ