ツリフネソウ (吊舟草、釣船草)
学名 : Impatiens textori
科属 : ツリフネソウ科ツリフネソウ属
別名 :   

湿地に生える一年草で草丈は40〜80cm。名前の由来は、花が舟形で花柄の先にぶら下がって咲くことから。葉は互生し菱形状楕円形で先は尖り、縁に鋸歯がある。熟した実はふれると急にはじけて種子を飛ばす。
花期は8〜9月。



大町公園の沢すじに咲くツリフネソウ。


2003.8.30
市川市大町公園


花の後ろにある渦巻き状の管(距:きょ)に、蜜がたまります。


2002.8.30
市川市大町公園


葉は互生し菱形状楕円形で先は尖り、縁には鋸歯があります。


2002.8.20
市川市大町公園


大きな口を開いて何となく恐そうな花ですが、奥の方(距)には美味しい蜜があります。
ツリフネソウの花弁は3枚あり、上側に1枚、下側は2枚で左右に広がっています。


2002.8.20
市川市大町公園


実は熟すと少し触れただけで勢いよくはじけて種子を飛ばします。学名のimpatiensはラテン語で「我慢できない、かんしゃく持ち」の意味だそうです。


2003.10.10
市川市大町公園

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