スイセン (水仙)
学名 : Narcissus tazetta var. chinensis
科属 : ヒガンバナ科スイセン属
別名 : ニホンスイセン

地中海沿岸地域原産の多年草で多くの品種がある。日本に古くからあるニホンスイセンは、室町時代に渡来したといわれ関東以西で野生化している。葉は平たい線形。外花被片3枚、内花被片3枚。副花冠は椀または皿型。雄しべ6本。花期は12〜3月。


学名のNarcissusは、美少年・ナルキッソスが水面に映る己が姿に見とれ水仙の花に化した、というギリシャ神話に由来するそうです。また、英語のnarcissism(自己陶酔)もこの神話にちなむといわれます。


2005.1.13
新宿御苑


個性的な椀形の副花冠。雄しべは一見3本のように見えますが、奥のほうにも3本付くのがこの花の特徴です。


2008.1.10
小石川植物園


ここまでの写真は、いわゆるニホンスイセン(日本水仙)です。


2008.1.10
小石川植物園


こちらは、キズイセン(黄水仙)でしょうか?


2004.4.10
我孫子市 手賀沼


ペーパーホワイトという品種です。


2005.1.13
新宿御苑

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