セツブンソウ (節分草)
学名 : Shibateranthis pinnatifida
科属 : キンポウゲ科セツブンソウ属
別名 :   

日本固有の多年草で高さ10cmほど。根生葉は長い柄があって深く3裂し、さらに羽状に細裂する。花は直径2cmほどで、茎の先に1個つける。白い花弁のように見えるものは萼片。花弁は黄色の蜜線に退化している。雄しべ多数、雌しべ2〜5個。花期は2〜3月。


可憐という言葉がひったりの花です。名前の由来は節分のころに花が咲くところから。でも、山野などで自然に咲くものは、それより少し遅いかも知れません。


2011.2.25
東京都板橋区 赤塚植物園


白い花弁のように見えるものが実は萼片。キンポウゲ科の植物ではごく普通のようです。


2011.2.25
東京都板橋区 赤塚植物園
セツブンソウの花弁

【上の写真の拡大です】
花弁は基部が筒状で、先端に黄色い蜜線があります。紫色は雄しべで、白いものは花粉。背の高いのが雌しべです。


2011.2.25
東京都板橋区 赤塚植物園


こちらは咲きたての花のようです。


2012.2.24
東京都板橋区 赤塚植物園


後ろ姿も可愛いです。


2011.2.25
東京都板橋区 赤塚植物園


  


2011.2.25
東京都板橋区 赤塚植物園


セツブンソウの実。


2012.3.29
東京都板橋区 赤塚植物園

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