セイロンベンケイ (セイロン弁慶)
学名 : Kalanchoe pinnata
科属 : ベンケイソウ科カランコエ属
別名 : ハカラメ(葉から芽)、トウロウソウ(灯籠草)

南アフリカ原産の常緑多年草。日本では小笠原や南西諸島に帰化している。葉は楕円形で肉厚、縁に鈍鋸歯がある。葉を切り取っても、やがて葉の縁に芽を出すことから別名をハカラメ(葉から芽)という。花は円筒形で下向きに咲く。花期は2〜4月頃(小笠原)。


セイロンベンケイの花。淡緑色で円筒形の個所は萼のようです。先端の赤い部分が花冠です。


2003.2.19
市川市 大町公園内温室


茎は直立し、葉を対生につけます。


2004.2.20
市川市 大町公園内温室


花を上から見たところです。


2003.2.19
市川市 大町公園内温室


セイロンベンケイの葉。不思議な植物があるものですね。「栄養繁殖」というキーワードで調べるとおもしろいです。

※ベンケイソウ科の仲間には、本種の他にも葉から芽を出すものが何種類かあるようです。また、高山植物のショウジョウバカマ(ユリ科)も環境によっては不定芽を出すようです。


2004.2.20
市川市 大町公園内温室

      ▲このページの先頭へ