サンカヨウ (山荷葉)
学名 : Diphylleia grayi
科属 : メギ科サンカヨウ属
別名 :   

本州〜北海道の湿潤な林床に生える多年草。草丈は30〜60cmで葉は茎に2枚つく。下部の葉には長い柄があり腎円形で大きい。上部の葉は小さく葉柄は短い。茎の先に直径2cmほどの白色の花を数個つける。花弁、萼片、雄しべは各6個、雌しべ1個。花期は5〜6月。


花は直径2cmほど。下部につく大きい方の葉は長さ約25cm、幅約30cmあるようです。葉の縁は星形に欠刻し、基部と先端は大きく切れ込んでいます。


2007.6.5
尾瀬


左側が上部につく葉です。小さくて柄が短いので、下部の葉に隠れてしまうこともあるようです。(上写真)


2010.6.10
尾瀬


サンカヨウの花。緑色で球形の子房が目立ちます。


2007.6.5
尾瀬


  


2007.6.5
尾瀬


サンカヨウの実。熟した液果はブドウのように甘くて食べられるそうです。なお、写真の場合は少なくとも15個の花がついていたことになります。


2009.7.5
新潟県 アルプの里

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