クチナシ (梔子)
学名 : Gardenia jasminoides
科属 : アカネ科クチナシ属
別名 : センプク、サンシシ(山梔子)

静岡県以西に分布する常緑低木。葉は対生し、長楕円形で質は厚い。表面は光沢があり、縁は全縁で葉脈がはっきりしている。花は合弁花で先端は5〜7裂する。雌しべは棍棒状で大きく、雄しべは花弁の間に広げる。実は冬に黄〜赤橙色に熟し美しい。花期は6〜7月。


花冠の先端は5〜7個に裂けるそうですが、普通は6裂するものが多いようです。


2002.6.21
松戸市運動公園


クチナシは香りの良いことでも知られています。


2002.6.15
松戸市運動公園


まるで白いバラのようですね。これはクチナシの園芸品種でオオヤエクチナシといいます。


2002.7.9
市川市 大町公園


実は熟してもはじけない(口が無い)のが名前の由来といわれます。この実は「栗きんとん」や「たくあん」などを黄色くさせる食用染料として利用されるそうです。


2002.12.15
松戸市運動公園

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