クサノオウ (瘡の王・草の王)
学名 : Chelidonium majus var. asiaticum
科属 : ケシ科クサノオウ属
別名 :   

日本各地の日当たりの良い草地や道端に生える越年草。茎は中空で高さ30〜80cmになる。葉は互生し、1〜2回羽状に深く切れ込む。枝先に黄色で直径約2cmの4弁花を数個つける。萼片2個は開花直前に落ちる。皮膚疾患の薬草として利用された。花期は5〜7月。


鮮黄色の4弁花と大きい雌しべが特徴。他の黄色い花と間違えることはなさそうです。


2003.4.22
東京都文京区 小石川植物園


花と蕾と果実。長い果実は上向きにつけます。


2012.5.30
御岳山(東京都青梅市)


しべの拡大。花糸と葯の間が極端に細くなっていました。


2015.4.6
東京都板橋区 赤塚植物園


クサノオウの葉。


2007.6.27
東京都文京区 小石川植物園

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