カラスウリ (烏瓜)
学名 : Trichosanthes cucumeroides
科属 : ウリ科カラスウリ属
別名 :   

日本では本州、四国、九州に分布する蔓性の多年草。雌雄異株。花は直径7〜10cm、白色で普通5裂し、縁はレース状に細かく裂けて広がり美しい。日没後に開花し、翌朝には萎む。受粉の媒介は夜行性のスズメガによって行われる。花期は7〜9月。果実は秋に熟す。


カラスウリの熟した果実。秋の公園や林縁などでよく見かけます。名前の由来はよく分かりませんが、特にカラスの好物でもないようです。


2002.10.16
松戸市 21世紀の森と広場


夜に咲く花(日没後に開花し、翌朝には萎む)ということで、なかなか観察のチャンスに恵まれませんでした。写真のものはお昼(13時30分ごろ)の撮影です。先端は少し萎んでいますが時間的に鑑みると、かなり良い状態かと思います。


2009.8.26
東京都千代田区 東御苑


若い果実。縦縞の模様が入って、いかにもウリ科です。


2002.8.20
千葉県市川市 大町公園


他の植物に覆いかぶさって生えるカラスウリ。


2002.8.16
松戸市 21世紀の森と広場

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