ウワミズザクラ (上溝桜)
学名 : Padus grayana
科属 : バラ科ウワミズザクラ属
別名 : 波波迦(ハハカ)

北海道、本州、四国、九州に分布する落葉高木。葉は互生し、楕円形で長さ5〜10cm、先は尾状にとがり縁に鋭い鋸歯がある。葉が開いてから本年枝の先に長さ6〜8cmの総状花序をだし、白色の5弁の花を密に開く。雄しべは多数あり、花弁より長い。花期は4〜5月。


穂状に多数の小さな花を咲かせます。雄しべが花弁から突き出ているので、瓶を洗うブラシのように見えます。


2016.5.2
東京都 奥高尾 小仏城山付近


上写真のように花序(花の集まり)として眺めると桜らしくありませんが、アップで見るとやはり桜の仲間。


2016.5.2
東京都 奥高尾 小仏城山付近


ウワミズザクラの枝と花序。


2016.5.2
東京都 奥高尾 小仏城山付近


 


2016.5.2
東京都 奥高尾 小仏城山付近


葉が開いてから花をつけるため、木全体で眺めると華やかさはないようです。


2016.5.2
東京都 奥高尾 小仏城山付近

      ▲このページの先頭へ