オトコヨウゾメ (男ようぞめ)
学名 : Viburnum phlebotrichum
科属 : レンプクソウ科(旧スイカズラ科)ガマズミ属
別名 : コネソ

日本固有種で本州、四国、九州に分布する落葉低木。枝先に散房花序を出し、淡紅色を帯びた白い花を5〜30個つける。花冠は5裂し、雄しべ5個、雌しべ1個。葉は対生し、長さ4〜8cmの卵形で縁に粗い鋸歯がある。果実は球形〜楕円体で長さ5〜8mm、9〜10月に赤く熟す。花期は4月下旬〜6月。


オトコヨウゾメの果実。若い果実は扁平ですが熟すと球形〜楕円体になります。


撮影日/場所
 ・若い実:2007.6.13
 ・中間:2003.9.3
 ・熟した実:2013.10.17
全て東京都千代田区 東御苑


同じ仲間のガマズミは散房花序に多数の花を密につけますが、本種の花は少し控え目(疎ら)です。


2011.4.20
東京都千代田区 東御苑


冬芽。


2005.2.2
東京都千代田区 東御苑


新芽。


2006.3.5
東京都千代田区 東御苑

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