オオシマザクラ (大島桜)
学名 : Prunus lannesiana var. speciosa
科属 : バラ科サクラ属
別名 :   

伊豆諸島に自生する落葉高木。本種からはソメイヨシノをはじめ多くの園芸品種が作られている。葉は倒卵状長楕円形または倒卵状楕円形で長さ8〜13cm。先端は長く尾状に尖り、縁には尖った鋸歯がある。新葉と同時に直径3〜4cmの白い5弁花を多数開く。果実は球形で紫黒色に熟す。花期は3月下旬〜4月上旬。


花弁は真っ白で葉の展開とほぼ同時に開花します。ちなみに桜餅に使われる葉はオオシマザクラだそうです。桜の葉なら何でも良いと思ったら大間違い(私め)。葉の香り成分(クマリン)、食感、大きさなどが他の桜より適しているとのこと。


2008.3.27
東京都 新宿御苑


大木に育った満開のオオシマザクラは見ごたえがあります。真っ白な花ですが、全体で見ると少し緑がかって見えます。これは葉と同時に展開するためのようです。


2014.4.2
東京都 新宿御苑


  


2014.4.2
東京都 新宿御苑


  


2015.3.31
東京都 新宿御苑


  


2014.4.2
東京都 新宿御苑

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