オオバアサガラ (大葉麻殻)
学名 : Pterostyrax hispida
科属 : エゴノキ科アサガラ属
別名 :   

本州、四国、九州に分布。山地の沢沿いに自生する高さ8〜10mの落葉小高木。葉は互生し、葉身は楕円形から倒卵状楕円形で長さ10〜20cm、縁には細かい鋸歯があり、先端は尖る。枝の先端に長さ13〜20cmの白い円錐花序を下垂させる。花冠は長さ6〜7mmで5深裂する。雄しべは10個で花冠より長い。花期は6月頃。


白い房状の花を密につけるので綺麗です。落葉小高木ということですが、花は結構高いところに咲いていました。


2018.6.8
大岳山から御岳山に至る登山道(東京都)


長い円錐花序を下垂させるオオバアサガラ。ちなみに同属のアサガラの花序は水平方向に広がるので、見分け方は容易なようです。


2018.6.8
大岳山から御岳山に至る登山道(東京都)


オオバアサガラの落花で、白く敷き詰められた登山道。大岳山と御岳山の中間辺りの登山道で撮影。このような光景は断続的に見られました。


2018.6.8
大岳山から御岳山に至る登山道(東京都)


落花の拡大。
花冠は5深裂。雄しべは10個あって花冠より長いので目立ちます。


2018.6.8
大岳山から御岳山に至る登山道(東京都)

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