オニユリ (鬼百合)
学名 : Lilium lancifolium
科属 : ユリ科ユリ属
別名 : テンガイユリ

日本では北海道〜九州に分布する高さ1〜2mの多年草。葉は披針形で長さ5〜15cm。葉腋にはムカゴ(零余子)がつく。茎の先端に径10cmほどの花を多数開く。花被片は赤橙色で黒紫色の斑点が入る。鱗茎は卵球形で径5〜8cm、百合根として食用になる。花期は7〜8月。


名前の由来は、(1)花の色や様子を赤鬼の顔に見立てた。(2)同じ仲間の植物では小型の意味で用いる”姫”、その対義の意味で”鬼”とつけられた。の2説があるようです。


2003.7.17
東京都千代田区 東御苑
オニユリとクロアゲハ

クロアゲハの吸蜜。オニユリの花が好みなのか?、よく見かける蝶です。


2006.7.20
東京都千代田区 東御苑


こちらは花の色がオレンジ。


2007.8.1
東京都千代田区 東御苑


葉腋につくムカゴ(零余子)。オニユリとそっくりな植物にコオニユリがあります。しかしコオニユリにはムカゴが出来ません


2007.9.27
東京都千代田区 東御苑

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