イヌシデ (犬四手)
学名 : Carpinus tschonoskii
科属 : カバノキ科クマシデ属
別名 : シロシデ、ソロ

落葉高木で高さ20mほどになる。葉は互生し、卵形で縁は重鋸歯。若い葉には毛が多く、同属種を見分けるポイントとなる。雄花序は前年枝から垂れ下がり、雌花序は本年枝の先につく。樹皮は灰褐色で、白い縦線または網目模様が入る。花期は4月。


前年枝から多数の雄花序を尾状に垂らします。名前のシデとは、このような状態を玉串やしめ縄などにつけて垂らす紙垂(しで)に似ているところから来ているそうです。※紙垂=四手


2007.4.1
荒川区 尾久の原公園


雄花序の拡大。


2005.4.3
荒川区 尾久の原公園


花期の樹形。


2008.3.23
荒川区 尾久の原公園


  


2007.4.1
荒川区 尾久の原公園


「人間ども、これでもこの私を犬呼ばわりするか!」とでも言いたげな堂々たる樹幹です。


2005.1.25
小石川植物園


冬芽。


2005.2.9
荒川区 尾久の原公園

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