エビスグサ (夷草)
学名 : Senna obtusifolia
科属 : マメ科センナ属
別名 :   

北米原産で熱帯地方に広く分布する低木性草本。葉は互生し、通常3対の小葉からなる羽状複葉で、小葉は倒卵形。花は黄色い5弁花で、雄しべ10個、雌しべ1個。豆果は線形で長さ15〜25cm。種子はハブ茶の原料になる。同属のハブソウと混同される。花期は7〜9月。


エビスグサの花。マメ科特有の蝶形花ではないようです。


2003.8.22
東京都文京区 小石川植物園


花の後ろ側。花弁5個。萼片5個(4個に見えますが5個あります)。


2003.8.22
東京都文京区 小石川植物園


通常3対の小葉からなる偶数羽状複葉で、小葉は倒卵形。


2006.8.30
東京都江東区 木場公園


細長い線状の豆果。これの種子を決明子(ケツメイシ)といい、「目を明らかにする」という意味で、視力を回復させる漢方の生薬とされています。


2006.8.30
東京都江東区 木場公園

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