アズマイチゲ (東一華)
学名 : Anemone raddeana
科属 : キンポウゲ科イチリンソウ属
別名 :   

北海道〜九州に分布する高さ15〜20cmの多年草。根茎は横に這い、紡錘状の膨らみがある。根生葉は2回3出複葉で、小葉はさらに裂ける。茎葉は3出複葉で3枚が輪生する。花は白色で径3〜4cm。花弁状の萼片が8〜13個ある。雄しべ、雌しべともに多数。花期は3〜5月。


ほぼ全国に分布するようです。ちなみに名前の東(アズマ)は関東、あるいは東日本で多く見られるからといわれます。


2013.3.22
東京都板橋区 赤塚植物園


アズマイチゲは花(萼片)の基部が紫色をしています。花が似ているキクザキイチゲの花(萼片)は基部を含め全体が同色です。


2012.3.29
東京都板橋区 赤塚植物園


アズマイチゲの葉は垂れています。また葉の裂け方も丸みがあって、羽状に裂けるキクザキイチゲとは異なっています。


2014.4.16
長野県伊那市 高遠城址公園


  


2013.3.22
東京都板橋区 赤塚植物園

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