アキギリ (秋桐)
学名 : Salvia glabrescens
科属 : シソ科アキギリ属
別名 :   

本州中部地方から近畿地方に分布する草丈20〜50cmの多年草。葉は対生して葉柄があり、葉身は三角状ほこ形。花は紅紫色で長さ約3cm。花冠の基部は筒状で先が上下2片に分かれる唇形花。雄しべは4本で内2本は退化。雌しべは先端が2裂する。花期は9〜10月。
アキギリ

一般的にシソ科の花は基部が筒(ラッパ)状で、その先が上下に分かれています(写真)。このような形を唇形花冠といい、筒先の部分を上唇・下唇と分けて呼ぶことが多いようです。


2008.10.16
小石川植物園
アキギリの花の構造

上写真が正常な状態ですが、この花は偶然、花冠の上唇が捲れ上がり内部が見えやすくなっていました。「退化した雄しべ」に昆虫が触れると雄しべが下降し、昆虫に花粉のスタンプをつける巧妙な仕組みのようです。


2008.10.16
小石川植物園


秋桐の名前の由来は、花が桐の花に似ているからといわれます。


2008.10.16
小石川植物園


全体の様子です。


2008.10.16
小石川植物園

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