アカバナマンサク (赤花満作)
学名 : Hamamelis japonica var.obtusata f.incarnata
科属 : マンサク科マンサク属
別名 : ベニバナマンサク

落葉小高木。北海道から本州の日本海側の山地に生えるマルバマンサクの変種といわれる。葉は先が丸みを帯びた半円形。花弁は4枚で全体が赤い。雄しべ4個、花弁の奥に仮雄しべが4個。雌しべは短く柱頭は2裂する。萼片は光沢のある茶色で反り返る。花期は2〜3月。


遠目ではあまり目立ちませんが、近くで見ると独特な赤色をした綺麗な花です。

赤色系のマンサクは本種の他に下記の2種が知られています。
ベニバナトキワマンサク:花色がピンクで遠目からでも目立ちます。
●マルバノキ(ベニマンサク):花は5弁。マンサク属ではなくマルバノキ属です。


2006.2.14
荒川区 荒川自然公園


  


2009.2.18
荒川区 荒川自然公園


  


2006.2.14
荒川区 荒川自然公園


萼としべ部の拡大。中央の2つの小さな点が柱頭です。周りの黄色は葯、それを保持する花糸は暗赤色です。仮雄しべはこの写真では確認できません。


2009.2.18
荒川区 荒川自然公園

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